Skip to main content

Leica CM1950 - 多様かつ多数の検体をあつかう病理検査室向けのクリオスタット

医療機器製造販売届出番号 13B2X10268CM0003
販売名 ライカ CM1950

お客さまの特定の要件に応じて、Leica CM1950クリオスタットは、さまざまなオプションとともにカスタマイズできます。標準的な装置からスタートし、お客さまの検査室ごとのニーズに合わせて幅広いオプションからお選びください。

クリオスタットを使用する際は、その安全性が必要不可欠です。したがって、Leica CM1950クリオスタットは、SARS-CoV-2などの病原体汚染を効率的に低減する認証済みUVC除菌を含む、複数の安全機能を備えています。

効率的なワークフローのために、複数の試料を容易に取り扱うことのできる広々としたクリオキャビネットが付属しています。このクリオスタットには、ツール、コンパウインド、スライドガラスを整理するための十分なスペースが用意されています。

お問い合わせフォーム ご購入前のお問い合わせ。

in vitro診断用です。

製品の特性

安全性

認証済みUVC除菌により、感染性物質による汚染のリスクを低減します。

また装置のハウジング上の抗菌ナノシルバーコーティングであるAgProtectにより、接触汚染のリスクを軽減します。

オプションのバキュームシステムは、内蔵の一次フィルターシステムと追加の細菌HEPAフィルターにより、切片くずを安全に除去します。

Image
オプションの切片屑

効率性

大きな凍結ステージには、番号付きのポジション、追加のツールトレイ、および装置上部の広くて使いやすい収納エリアがあり、整理整頓や、切片作製作業に集中できます。

アンチロールガイドとオプションのバキュームシステムの組み合わせにより、切片の平坦化を補助します。

また、Leica CM1950クリオスタットと一緒にモータードライブを注文することにより、大量の試料を迅速かつ効率的に切片化できるようになります。

Image
効率性

高品質

ハイプロファイルおよびロープロファイルの替刃用のCEブレードホルダーは、クランプ面が大きく、再現性の高い切片品質をサポートします。

CryoZoneシステムは、試料と替刃の周りに均一に冷えた空気のゾーンを作ります。

明るいノングレアLED照明により、切片作製中に試料をはっきりと見ることができます。

Image
ディスポーザブルナイフホルダー

技術仕様

全般

幅(ハンドホイールを含む): 835 mm
奥行(キャビネットのみ): 850 mm
高さ(全体): 1215 mm
作業高さ(アームレスト): 1025 mm
重量(モーター及バキューム装置を含む) 193 kg
使用温度範囲: 18°C~35°C
最大試料サイズ: 50 x 80 mm
電動粗送り: 低速:300 μm/s、20 μm刻み
高速:900 µm/s

ダウンロード

製品カタログ

保証書

Material Safety Data Sheets

取扱説明書

資料

よくある質問(FAQ)

Leica CM1950
CryoZone™とは?
  1. CryoZone™システムは、クライオチャンバーの重要な部位上に均一な冷気が継続的に流れることを保証します。
  2. 設定温度が維持されるように、エバポレーターから冷気が直接ブレード/ナイフホルダー上へと流れます。
  3. CryoZone™システムは、ナイフ/ブレードホルダー、および切片の品質を向上させる(切片を引き伸ばしカールを抑える)アンチロールガイドを、一定温度に保ちます。
2台目のコンプレッサーまたはモータードライブを組み込むことは可能ですか?
  1. いいえ。2台目のコンプレッサーまたはモータードライブを組み込むことはできません。
  2. ご注文時に、ご希望の機器構成をご指定いただく必要があります。
HEPAフィルター(高性能エアフィルター)はどのくらいの頻度で交換する必要がありますか?
  • HEPAフィルターは3ヶ月毎に交換する必要があります。
  • 機器には、フィルターの交換をユーザーに警告する可視化された表示機能はありません。
CM1950のクールダウンには、どれほどの時間を要しますか?
  1. 薄切に最適な環境を確保するためには、CM1950を使用前に-25 °Cの環境下で最低5時間、または-35 °Cの環境下で最低8時間冷却することを推奨します。
  2. すべての付属品は使用前に予め冷却させておくことが重要です(ブレードまたはナイフホルダー、切断具、ブラシなど)。
Leica CM1950の起動時に、試料冷却用のコンプレッサーとキャビネット冷却用のコンプレッサーが同時に始動しないのはなぜですか?
  1. クライオスタットの起動後に、キャビネット冷却用のコンプレッサーがキャビネットを-5 °Cまで冷却します。その後、試料冷却用の2台目のコンプレッサーが作動します。
  2. オブジェクト冷却の起動を遅らせるのは、オブジェクトヘッドの質量がクライオスタットの他の部分に比べて小さいため、冷却速度が他の部分より速くなることを防ぐためです。この動作は、チャンバー内の湿度が原因でオブジェクトヘッドに霜が付着し、試料ディスクのクランプに支障をきたすことを防ぎます。
ペルチェ素子の作動時間が、10分間に制限されているのはなぜですか?
  1. ペルチェ素子(電気冷却)には、常に冷たい面と温かい面の2つの面があります。
  2. 冷たい面は、試料の急速な凍結に使用されます。
  3. 温かい面からは、熱が放出されています。
  4. ペルシェ素子の使用が長時間に及ぶほど、より多くの熱が発生して冷たい面を温めてしまいます。
  5. 温かいペルシェ素子による冷却速度の「低下」を避けるために、使用開始後10分で自動的にスイッチが切られるようになっています。

Leica CM1950 製品部品/アクセサリー