デュアルロボットアームによるHE染色&特殊染色
デュアルロボットアームと複数の試薬ステーションにより、各ラックの染色が効率的に行われます。柔軟性やターンアラウンドタイムを低下させることなく、1 時間あたり最大 360 枚のスライドを処理することができます。さらに、革新的なデザインと 52 の試薬ステーションによりハイスループットで HE 染色と特殊染色を同時に行うことができます。
医療機器製造販売届出番号 13B2X10268SPECST 販売名 ライカ SPECTRA ST
医療機器製造販売届出番号 13B2X10268SPECCV 販売名 ライカ SPECTRA CV
お客さま自身の時間を節約することが重要です。HistoCore SPECTRA ワークステーションは、最初のスライドから1,600 枚に至るまで一貫した染色を提供する唯一の染色ワークステーションで、品質と一貫性を維持しながら、スライド処理をスピードアップすることができます。業界で最も早いわずか 5 分でガラス封入および乾燥を提供し、処理されたスライドにすぐ触れることができます。
in vitro 診断用
デュアルロボットアームと複数の試薬ステーションにより、各ラックの染色が効率的に行われます。柔軟性やターンアラウンドタイムを低下させることなく、1 時間あたり最大 360 枚のスライドを処理することができます。さらに、革新的なデザインと 52 の試薬ステーションによりハイスループットで HE 染色と特殊染色を同時に行うことができます。
検体とスライドガラスとの密着度を高めるために、熱風式オーブンが内蔵された HistoCore SPECTRA ST には、焼き付け/乾燥が染色工程に組み込まれており、余分なパラフィンが落とされます。外部オーブンも、ユーザーによる追加操作も必要なく、最大 6 つのラックを同時に処理することができます。こうしてターンアラウンドタイムが短縮され、処理が迅速化されます。
RFID モニタリング式の消耗品、カラーコードラックテクノロジー、独自のスライドカウンターを使用することで、試薬条件を正確に管理され、試薬交換を適切に調整することができます。同時に、ユーザーによるミスが抑制され、時間の節約、コスト管理、検査室での廃棄物の削減にもつながります。
スライド追跡により、検査室のワークフローの管理及び効率を向上します。 HistoCore SPECTRA バーコードリーダー*は、スライド追跡プロセスを簡単に自動化し、時間やリソースを他の重要な作業に充てることができます。お使いの LIS と統合し、スライドを自動的にスキャンしながら、リアルタイムの情報を収集することでシームレスなワークフローの管理と信頼性を高めます。
HistoCore SPECTRA ST の使いやすいソフトウェアにより、最適な槽の配置が自動的に計算されるので、手作業によるステップが不要、検査室の効率が向上します。
特許取得済みのカラーコードラックテクノロジーにより、はっきりとした視覚的判別が可能で、ラックを挿入すると個々のプロトコルが自動的に開始されます。ラックとスライドが識別され、所定の染色プロトコルは自動で正しく割り当てられるので、人為的なミスが抑制されます。
HistoCore SPECTRA HE 染色システムでは、期待どおりの明確さと染色の一貫性を提供します。また、RFID テクノロジーによって試薬の使用量とスライド枚数を正確にトラッキングし、記録しておくことができます。
*Leica Biosystems 社の HistoCore SPECTRA バーコードリーダーは、お住まいの国で取扱いがない場合があります。Leica Biosystems の代理店までお問い合わせください。
デュアルガラス封入ラインを備えた、業界において最初で唯一のソリューションとして、優れたスループットを発揮し、最大で毎時 570 枚のスライドを乾燥させることができます。熱風式乾燥オーブンを内蔵したことで、乾燥時間はわずか 5 分となっており、お客さまの検査室における最速のターンアラウンドタイムを実現します。
独立したデュアル封入ラインにより、優れたスループットが得られ、また連続したワークフローの中でスライドを手動でロードする柔軟性も可能にしています。さらに、この全自動封入装置では、進化した封入押圧メカニズムやスムーズな処理プロセス(スライドプッシュ方式による封入準備)が備わり、RFID テクノロジーと共に、検証済みのReady-to-Use 消耗品もご用意しております。
酸化防止剤を配合することで染色の褪色を抑え、年輪の形成を防ぎます。 素早いセットアップが可能なため、取りつけ後すぐにスライドの準備を行うことができます。
9 個のラックが収容可能な取出し用待機槽は、合計 270 枚のスライドを保持することができます。これにより、ユーザは検査室の他の重要な業務に集中することができます。
独自のガラス検知センサーにより、破損したカバーガラスは自動的に取り除かれ、移送されます。そのため、スライドを取り扱うユーザーの安全性が向上し、組織検体の完全性を維持するのにも役立ちます。
この新しい封入プロセスは、様々なスライドラベルでスムーズな処理をサポートし、期待どおりの柔軟性を提供します。
一貫して高品質にスライドが処理されるので、安心して作業が行えます。ライカ バイオシステムズの実証済みのプロトコルと HistoCore SPECTRA HE 染色システムにより、日によるばらつきをなくします。さらに、この HE 染色によって鮮明な発色と色の分別が得られ、病理担当者と患者様のために診断効率を迅速化するのに役立ちます。
HistoCore SPECTRA CV X1は、キシレン系の速乾性封入剤です。酸化防止剤が添加されており、染色の退色を抑制し、年輪の形成を防ぎます。素早く固まるので、マウント後すぐにスライドの準備を行うことができます。SPECTRA X1は、キシレン、トルエン、およびほとんどのキシレン代替物質に溶解します。
HistoCore SPECTRA CV Coverglassは、すぐに使用できるカバーガラスカートリッジにより、指紋を最大限に減らすことができます。また、梱包を工夫することで、カバーガラスの破損や湿気を減らすことができます。
装置寸法、フードを閉じた状態(幅 x 奥行き x 高さ): | 135.4 x 78.5 x 58.5 cm |
装置寸法、フードを開いた状態(幅 x 奥行き x 高さ): | (53.3 x 30.9 x 23.1 in) |
重量(試薬、アクセサリを含まない空の状態): | 185 kg |
正味重量(試薬を含む): | 約 220 kg |
認証: | CE、c-CSA-us |
定格電圧: | 100 ~ 240V |
スループット | 1時間あたり最大360枚のH&Eスライド |
スライドラック容量: | 30(特殊染色用スライドラックは 5) |
マクロスライドラック: | あり |
試薬コンテナ数: | 36 |
コンテナ容量: | 380 mL |
流水洗浄ステーション: | 6 |
コンテナ数(挿入用および取出し用待機槽): | 各 5、最大 150 枚のスライドを連続的にローディング可能 |
乾燥オーブンステーション: | 6 |
自動スライド追跡 | オプションのバーコードリーダー |
装置寸法、フードを閉じた状態(幅 x 奥行き x 高さ): | 69 x 78.5 x 58.5 cm |
装置寸法、フードを開いた状態(幅 x 奥行き x 高さ): | (27.2x 30.9 x 23.1 in) |
重量(試薬、アクセサリを含まない空の状態): | 110 kg |
定格電圧: | 100 ~ 240 V AC +10% |
処理能力: | 1 時間当たり最大 570 枚のスライド |
使用可能なスライド: | DIN ISO 8037/1 準拠品(76 mm x 26 mm) |
カバーガラス枚数: | マガジン当たり 300 枚のカバーガラス |
カバーガラスサイズ: | 24 mm x 50 mm |
封入剤: | HistoCore SPECTRA CV X1、キシレンベース |
スライドラック: | 30 枚のスライド |
細胞診設定: | はい |
染色強度: | S1(明~中程度) S2(中程度~暗) S3(ヘマトキシリン:暗め、エオシン:明るめ) |
容量: | スライド 1,600 枚 |
染色装置上での有効期限 | 7 日間 |
染色成分の容量: | ボトルあたり 380 mL |
染色システムの成分: | SPECTRA Hemalast SPECTRA Hematoxylin SPECTRA Differentiator SPECTRA Bluing SPECTRA Eosin |
HistoCore SPECTRA CV カバーガラス: | 1ケース=8カートリッジ、カバースリップ300枚/カートリッジ |
HistoCore SPECTRA CV X1の封入剤: | 1ケース=150ml×2本 |
HistoCore SPECTRA CV Coverslipperは、ガラスのカバースリッピングからスライドの乾燥工程完了までのターンアラウンドタイムを47%短縮します。
独立した大学の病理病院が、HistoCore SPECTRA CV CoverslipperとSakura Tissue Tek® Film Coverslipperを比較しました。結果:内蔵オーブンの使用により、既存のフィルムカバースリッパーの乾燥ステーションを使用した場合と比較して、乾燥工程の時間が47%短縮されました。
「HistoCore SPECTRA STの染色装置と染色が、最初のスライドから1600枚目まで同じ品質を維持しているという事実は、私にとって驚くべきことです。」
ウィスコンシン州ミルウォーキーにあるWisconsin Diagnostic Laboratories Histology Departmentは、毎年24,000件以上の症例と500,000ブロックを扱っています。20年間使用してきた染色装置をアップデートする必要があり、彼らの高精度で効率的なサービスという長い伝統を引き継ぐことができる代替機器を探していました。
「核のディテールは非常に高品質で、まるでテキストの写真を見ているようです。病理医はスライドの品質をとても気に入っています。」
Inform Diagnostics社は、品質の向上と業務の効率化を常に目指しており、ライカバイオシステムズ社と協力して、HistoCore SPECTRAシステムが、Inform Diagnostics社の染色技術をコスト効率よく更新し、業界をリードする品質基準を満たすかどうかを評価しました。
HistoCore SPECTRA ST 製品部品/アクセサリー